減災を考えるうえで大切なのが、自助と共助の考え方です。
自助による減災
自助というのは「自分の身は自分で守る」という意味です。
最低3日間は自力で生きられるための常備をしておき、
被災時はけがをしないように周りに注意しましょう。
共助による減災
共助とは「みんなの街はみんなで守る」という意味です。
お互いに助け合うことを意識しましょう。
自分・家族の安否を確認したあと、二次被害に注意しながら、手伝えることを
考えてみましょう。
- 近隣の安否確認
逃げ遅れた人がいないか声掛けをする。
- 救出、救護活動
地域の人の救出、救護の活動を手伝う。
- 避難活動
「周りの手助けが必要な人たち(高齢者等)」が避難するのを手伝う。
- 初期消火活動
地域の人が初期消火活動しているのを手伝う。
災害発生後に避難生活を強いられたときは、食料品の配布・高齢者の手助け・避難所の清掃・
乳児や小学生の面倒を見るなど、ほかにもできる事を考えましょう。助け合える関係を作るには
「挨拶」からです。「地域の防災力」を高めるには皆さんの協力が必要です。