大災害では被害を完全に防ぐことは不可能ですが、
被害をできるだけ小さくするために「減災」という言葉が存在します。
また、災害への対応は決して一人でできることではありません。
このときに大切なのが「協力」です。
大地震などがあったときもできることはほんの数秒です。
災害から身を守るためには「日頃の備え」が重要なポイントになってきます。
「まとめ」
summary
ごあいさつ
2024年3月12日火曜日
みなさんこんにちは、yumin地震観測所のyuminです。
3週間にわたって投稿してきた防災ブログ「減災につなげるために」の最後のブログ記事です。
ブログ記事をご覧になられていない方は
こちら
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減災を考えるうえで大切なのが、自助と共助の考え方です
自助による減災
自助というのは「自分の身は自分で守る」という意味です。
最低3日間は自力で生きられるための常備をしておき、
被災時はけがをしないように周りに注意しましょう。
共助による減災
共助とは「みんなの待ちはみんなで守る」という意味です。
お互いに助け合うことを意識しましょう。
自分・家族の安否を確認したあと、二次被害に注意しながら、手伝えることを
考えてみましょう。
近隣の安否確認
逃げ遅れた人がいないか声掛けをする。
救出、救護活動
地域の人の救出、救護の活動をお手伝う。
避難活動
「周りの手助けが必要な人達(高齢者等)」が避難するのを
手伝う。
初期消火活動
地域の人が初期消火活動しているのを手伝う
災害発生時に避難生活を強いられたときは、
食料品の配布
高齢者の手助け
避難所の清掃
乳児や小学生の面倒を見る
など、他にもできることを考えましょう。
助け合える関係を作るには「挨拶」からです。
「地域の防災力」を高めるには民さんの協力が必要です。
非常用持ち出し袋の中身
基本的な防災グッズ
最低限必要な防災バッグの中身
飲料水
食料(常温で長期間保存できるもの)
貴重品(現金、印鑑、預金通帳、身分証明書のコピーなど)
防災ずきん、ヘルメット
軍手、手袋
救急用品(絆創膏、包帯、常備薬など)
懐中電灯
乾電池
(少なくとも単1電池から単4電池を2本ずつ用意しておくと良い)
モバイルバッテリー(乾電池式や手回し発電方式など)
携帯電話の充電器
携帯ラジオ
衣類や下着、毛布、タオルなどの布製品
安全靴やスリッパ
ホイッスル
筆記用具(紙、ボールペン、油性マジックなど)
ビニール袋
ビニールシート
めがね(必要な方)
ご家庭でできる日頃の備え
避難用の持ち出し品をまとめる
家具が倒れてこないように固定をする
家族や友達と避難経路や避難場所の確認を行う
地域の防災訓練等に参加する
被災状況等によっては大きな荷物を持って避難することが困難なこと
もあります。
そんなときはまず避難することを優先し、可能ならば冷蔵庫などにある
食品やペットボトル飲料など、最低限の食料を確保してから持ち出す
ようにしましょう。